スーパーや生協のチラシを見ていると、わかめには2種類あることに気づきます。
塩蔵わかめと乾燥わかめ。
値段が全然違うけど、同じわかめになのになんの違いがあるのかわかりにくいですよね。
塩蔵わかめと乾燥わかめは加工方法が異なり、食感も違います。
利便性の面でも違いがありますよ。さっそくご紹介していきますね。
塩蔵わかめと乾燥わかめの違いとは?
乾燥わかめを目にすることが多いので、塩蔵わかめの存在を知らなかった!という人もいると思います。
- 塩蔵わかめ
冷蔵で保存する必要があります。
- 乾燥わかめ
手軽さという面では乾燥わかめの方が使いやすいですが、塩蔵わかめは生のわかめに近い肉厚な食感を味わえます。
塩蔵わかめと乾燥わかめ 栄養は?
わかめに含まれているフコイダンという成分が、がん予防に期待できるということでテレビでも紹介され、わかめの栄養が注目されています。
どうせ食べるなら栄養が多いほうがいいな、なんて思いますよね。
塩蔵わかめと乾燥わかめ、栄養に違いはあるのでしょうか。
栄養については、乾燥わかめの方が成分が凝縮されていて栄養価が高いと考えられます。
塩蔵わかめの食べ方は?
塩蔵わかめをもどす方法からお伝えしますね。
まず、使う分だけを袋から取り出して真水で5分程度もどします。
量としてはだいたい3倍くらいに増えますので、戻し過ぎないように注意してくださいね。
多すぎるときはカットすればいいですよ。
もどしている最中、2~3回お水を換えてあげると上手に塩抜きすることが出来ますよ。
少し塩気が残るくらいがちょうどいい加減と言われていますが、固さなどもお好みで時間を調節してください。
あまり長く水に浸していると、せっかくの食感が失われてしまうので気を付けてください。
戻した後は、しっかりと水を切ったほうが食感がよくなります。
塩蔵わかめの美味しい食べ方
わかめの食感を楽しめるしゃぶしゃぶや、栄養をしっかり摂れる酢の物がおすすめです。
酢の物にするときはしゃきしゃきの食感と香りを引き立たせるために、戻したわかめをいちどお湯にくぐらせて、そのあと氷水で冷やすといいですよ。
わかめは、お酢と一緒に取るとミネラルの吸収率が上がることがわかっています。最高の組み合わせです。
また、わかめに含まれているカロチンは油と一緒に摂ると吸収がよくなります。
わかめとツナの和え物や、ドレッシングをかけてサラダでたべるのもおすすめですよ。
まとめ
塩蔵わかめと乾燥わかめの違いについてお伝えしました。
普段は乾燥わかめを使っている方も、お土産などで塩蔵わかめを頂く機会があるかもしれません。
そんなときも、塩抜きの方法を頭にいれておけば美味しく食べることが出来ますよ。
たまには塩蔵わかめを買ってきて、食べ比べをしてみるのもいいかもしれないですね。