節約メニューに欠かせないもやしですが、案外と扱いが難しい野菜ですよね。
炒め物を作るといつも水がいっぱい出てしまう、水っぽくて味が決まらない、なんて経験があると思います。
シャキシャキのもやし炒めを家庭で作るには、どうすればいいのでしょうか。
そのコツは・・・もやしの下ごしらえと火力にありました!
早速ご紹介していきますね。
もやし炒めに水が出るのってなんで?
もやしは、もともと水分をたくさん含んでいるので、加熱するとどんどん水分が出てしまうんです。
お店で食べるもやし炒めはシャキシャキしていて、水っぽくないですよね。
あれは出来立てを食べるからであって、加熱した後でも時間がたてばたつほど水分が外に出てしまいます。
なので、もやし炒めは作ってすぐに食べるのがいいのですが、家だとなかなかそういうわけにもいかないですよね。
そもそも、炒めているうちにどんどん水分が出てきてしまうのが気になっているかと思います。
そこで、もやし炒めを水っぽくしないためにはどうすればいいのかをご紹介しますね。
もやし炒めをシャキシャキにするには?
シャキシャキのもやしは水分を含んだ状態です。
ですので、もやし自体の水分を保つことがポイントになります。
そのためには、もやし炒めを作る前に、もやしの下ごしらえをします。
- もやしの下ごしらえの方法
もやしを50度のお湯に1分ほど浸します。
これでもやしが水分をたくさん吸収して、シャキシャキの状態になります。
次にポリ袋にもやしを移し替えて、サラダオイルを加えて袋をふります。
こうしてもやしの表面を油でコーティングすると、火の通りがよくなり水分が流出するのを防ぐことが出来ます。
この2つの工程を、面倒がらずにやってみてください。
今までとは段違いにシャキシャキ感がアップするはずです!
もやしの炒め方は強火?弱火?どっち?
次にもやしの炒め方ですが、強火で1分という説と、弱火でじっくりという2つの説があります。
真逆の方法なので、どっちにすればいいのか迷ってしまいますよね。
家庭用のコンロだと、強火と言ってもそこまで火力は強くならないので、わたしは弱火で炒める派です。
野菜を弱火で炒めるなんて?と思うかもしれませんが、肉野菜炒めなども弱火の方が美味しく出来上がります。
野菜は強火でいきなり炒めると細胞が壊れて水分が出てるので、水っぽくなってしまいます。
弱火で細胞を壊さないように時間かけてじっくりと炒めると、水分が出ないのです。
フライパンの底に炎が届くか届かないかくらいの火加減で炒めるのがコツです。
中途半端な強火で炒めるよりも、弱火で炒めたほうが野菜がパリッと仕上がり、時間が経っても美味しいです。
私はもやしだけでなく、野菜に火を通すときはいつも弱火でやっていますよ。
本当に水っぽくならないのでおすすめです。
まとめ
もやし炒めをシャキシャキに作るコツをお伝えしましたが、いかがでしたか。
下ごしらえの仕方や弱火で炒める方法など、目からウロコだった人もいるかと思います。
お料理って、ほんのちょっとのことで仕上がりが全然違ってしまうんですよね~。
そこが面白くもあり、難しいところでもあるのですが、毎日の食事は少しでも美味しく作りたいもの。
知ってると知らないとでは大違い、やるとやらないとでは大違いですので、ぜひ試してみてくださいね!