病気やけがなどで入院すると、お見舞いをいただくことがありますよね。
とても有難いことですが、大人になったらもらいっぱなしではいけません。
でも、会社名でいただいたときのお返しはどうすればいいのでしょうか。
この記事では会社、社長、職場の方々へのお見舞いのお返しについてご紹介します。
お見舞いのお返し 会社へは?
お見舞金の祝儀袋に会社名が入っていたときは、会社の福利厚生費からお金が出ている可能性が高いです。
この場合は、基本的にお返しは必要ないとされています。
念のため、総務や経理に確認して相談をしてみましょう。
休んでいる間にフォローをしてくれた同僚や先輩・後輩には、お菓子などのお礼をするといいですよ。
お見舞いのお返し 社長へは?
社長の個人名でいただいたときは、福利厚生費の場合もありますし、社長が個人的に出してくれている場合もあります。
社長のお名前でいただいている場合は、社長へお返しをするようにしましょう。
お見舞いのお返しは「快気祝い」と言います。
快気祝いの相場は、頂いたお見舞金の3分の一から2分の一程度とされています。
だいたい3000円〜5000円くらいですね。
快気祝いにもマナーがあり、病気が残らないように後に残らないもの、洗い流せるものなど、消えてなくなるものがよいとされています。
消え物のギフトで代表的なものといえば、お菓子やお茶、コーヒーなどの飲み物類です。
同じ消え物でも、洗剤や靴下などは目上の人に贈っては失礼になりますので、やめておきましょう。
社長が糖尿病などで甘いものがダメだったり、好みがわからないときはカタログギフトにするのも一つの手です。
ギフト券もいいのですが金額がきっかりわかってしまうので、カタログギフトの方がスマートではないかと思います。
お礼状を添えてお渡ししましょう。水引をつける場合は、必ず結びきりになったものを選んでください。
お見舞いのお返し 職場のみなさんへは?
職場の部署の皆さんからお見舞いをいただいた場合のお返しについても、触れておきましょう。
相場は、いただいたお見舞の3分の一から2分の一程度の金額になります。
みんなで食べられるようなお菓子の詰め合わせを用意するとよいでしょう。
日持ちするもの、小分けになっていて配れるお菓子がいいですね。
野菜ジュースなどの飲み物もおすすめです。
有志でお見舞いをいただき、一人一人にお渡しする場合は、金額を人数で割ってください。
何を贈ろうか迷ったら、今治タオルなんかも人気です。「今、治りました」にかけています。
また、女性であればハンドクリームや入浴剤などもおすすめです。
消耗品や使い切れるものの中から、お洒落で喜んでもらえそうなものを選びましょう。
まとめ
会社からお見舞いをいただいた場合のお返しについてご紹介しました。
頂いたのが気持ちの金額でも、形としてお返しすることは大事なことです。
今後もより良い関係を築いていくために、お返しをしましょう。