さつまいものあく抜きって、いつもしていますか?
レシピを見ると、「あく抜きする」と書いてあることがありますよね。
でも、焼き芋とかはあく抜きしなくても美味しいのに、どうしてあく抜きが必要なのでしょうか。
さつまいもアク抜き必要なの?
さつまいものアク抜きは、絶対にしなければいけないわけではないです。
しなくても食べられますし、味にはあまり影響しないと言われています。
ではなぜアク抜きするのかというと、皮をむいたりカットしたときにアクが酸化して黒くなるので、見栄えが悪くなるからなんです。
さつまいもの天婦羅が黒っぽいのって嫌ですよね。
煮物や大学芋、サツマイモチップスも、きれいな黄金色だからこそ秋が感じられて食欲もそそられるし、美味しくいただけますよね。
ですから、包丁で切って調理する場合は、アク抜きして下処理するのが一般的なんですよ。
色もキレイに仕上がりますし、煮物などは味も染み込みやすくなりますよ。
天婦羅もカリッと仕上がります。
スイートポテトのようなお菓子も、見た目の色合いって大事ですよね。
見映えを気にする料理の時は、アク抜きは必ずしたほうがよさそうです。
さつまいもアク抜き方法は?
さつまいもをカットしたそばから、水を張ったボウルに入れましょう。
アクのせいでだんだんと水が濁ってきます。
水を換えて、お米を研ぐような感覚でさつまいもを洗ってください。
すると、また水が濁ってきます。
そうしたら、水を換えてまたさつまいもを洗ってください。
2~3回これを繰り返して、水が白く濁らなくなったら完了です。
さつまいも あく抜きの時間はどのくらい?
アク抜きの時間は5~15分とされていますが、量やカットした大きさなどで変わってくると思います。
アク抜き方法で説明したように、水が濁らなくなったらOKサインと考えればいいですよ。
よくある質問で、「さつまいもを下ごしらえしたけれど、料理する必要がなくなってしまった。
アク抜きしたまま一晩冷蔵庫においても大丈夫か」というお悩みがあります。
一晩くらいは水につけておいても問題ないですが、栄養分も抜けてしまいます。
ですので、アク抜きできているなら水からあげて、冷蔵庫で保管したほうがよさそうです。
まとめ
アク抜き、面倒くさいですよね。
でも、芋を洗う方法なら15分も待たなくてもちゃんとアク抜きできますから、面倒がらずにちゃっちゃとやってしまうといいですよ。
すぐに済みますので。
焼き芋はアク抜きしないのに・・と思うかもしれませんが、焼き芋も両端を切って塩水に一晩くらい寝かしてから焼くと美味しくなるそうです。
ぜひやってみてください。