赤ちゃんの便秘の原因は?食事・運動は?対策は?影響のポイントは?

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四つん這いになっているオムツ姿の赤ちゃんの様子
便秘といえば、大人だけの悩みかと思いがちですが、意外と赤ちゃんにも多いのです。

大人は、「便秘でお腹が張っていて苦しい」などと不調を訴えることができますが、赤ちゃんはなぜか機嫌が悪い、食欲がないなどでしか苦痛を訴えることができません。

そのため、お母さんは赤ちゃんの機嫌の悪さに頭を悩ませることになるのです。

そのようなときに赤ちゃんは、ウサギのフンのようなコロコロうんちをしたり、うんちのたびに大泣きしたり、肛門が切れて出血したりすることがあります。

そこで意外と多い赤ちゃんの便秘について、原因・対策法をお伝えしていきます。

赤ちゃんの便秘の原因は?

オムツをはいている赤ちゃんのお尻と脚
赤ちゃんの便秘は、大人とは違って赤ちゃんの発育・発達が大きく影響しています。

生後6か月までなら母乳不足によるものですが、離乳食が始まる生後5~6か月以降では、食べられる食材を増やしていくことによって起こる、偏りがちな食事内容によることが原因になっていることがあります。

また、離乳食が始まり、食事量が増える6~7か月以降だと、自分で動くことができず、運動量が増えないのに、食事量が増えることによっても便秘になってしまいます。

離乳食が安定するようになると、食事時間も大人と同じようになってきます。

そうなると、生活リズムが乱れがちになってしまうことがあります。

そのようなことが、便秘の原因となってしまうのです。

赤ちゃんの便秘と食事・運動との関係は?

離乳食を食べている女の子の赤ちゃんの様子
離乳食開始前の赤ちゃんの便秘は、ミルクや母乳の影響によって起こります。

お母さんの食事に食物繊維が少ないと、赤ちゃんが便秘になることがあります。

また、赤ちゃんは汗っかきなので、汗による水分不足で便秘になることもあります。

また、体重増加が少ない場合は、母乳やミルクが不足していることによっても便秘になってしまうことがあります。

離乳食をスタートした赤ちゃんの場合は、食事によって便秘になりがちです。

食事内容や量によって、食物繊維不足や水分不足を起こしている場合があります。

食事メニューや量、食事時間を変えてみて様子を見て下さい。

便秘がちな赤ちゃんは、生後1歳までの時期が多いです。

この時期は、赤ちゃんが自分で歩いたりすることができないので、運動不足となり、腸の運動が鈍ってしまうことが原因になることもあります。

活動が増えることによって、便秘も解消することが多いです。

それまでの時期は、おへそを中心にのの字を書く描くようにマッサージすることが効果的です。

赤ちゃんの便秘の対策は?

赤ちゃんとの生活は、できるだけ赤ちゃん中心の時間帯に活動しようと思っていても、なかなかそうはいきませんね。

食事の時間なのに寝てしまった、お昼寝しなかったからご飯を食べずに寝てしまったなどということは、よくありますね。

便秘予防のためだけではなく、赤ちゃんの発育のためにも、できるだけ規則正しい生活リズムで過ごせるようにしたいものです。

赤ちゃんの機嫌だけに合わせていると、外出などで生活リズムが乱れがちになってしまいます。

赤ちゃんのためには、大人が食事・遊び・睡眠のリズムを整えていくことが大切です。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんの便秘について、知識を深めていただけましたか?

機嫌がよければ排便がなくても問題ないよ・・と言われても、心配になってくるのが親ですよね。

赤ちゃんの便秘は、病気でない限りしばらくすれば治ります。

心配し過ぎて、無理にうんちを出そうとすることが、赤ちゃんにとってはストレスになってしまいます。

ちょっとした生活の工夫で、赤ちゃんの便秘は解消します。

一緒に遊び、ご飯を食べて、お母さんも赤ちゃんもストレスのない時間を楽しんで下さい。