いつ何が起きるか分からない時代に、私ができること
夕方のスーパー。特売のツナ缶を3つカゴに入れたところで、ズキリと五十肩が悲鳴を上げました。「重い、もう限界……」と心の中でぼやきながらも、私の足はレトルト食品のコーナーへと向かいます。
テレビをつければ、物価高騰や自然災害のニュースばかり。不安を煽るような極端な噂話(あえて口には出しませんが)を耳にすることもありますが、そんなものに怯えて踊らされている暇は、日々のご飯作りに追われる私たちにはありません。大切なのは、得体の知れない未来を怖がるのではなく、今日、そして明日の家族の胃袋をどうやって確実に満たすかという、地に足の着いた「備え」なのです。
日常に溶け込む「ローリングストック」という知恵
いざという時のための保存食。昔は「カンパンと水」を押し入れの奥にしまい込んで、気づいたら賞味期限が5年も過ぎていた……なんていう失敗をよくやらかしたものです。ポンコツ化していく私の記憶力では、特別な備蓄を管理することなんて到底無理な話でした。
そこで行き着いたのが、普段から食べているものを少し多めに買い置きし、食べた分だけ買い足していく「ローリングストック」という方法です。
- 使い勝手の良いツナ缶やサバ缶
- 温めるだけのレトルトカレーやパスタソース
- 日持ちする根菜類(じゃがいも、玉ねぎ)
これなら、普段のおうちごはんの延長線上で、無理なく備えができます。疲れて何も作りたくない日の「タイパ重視の手抜きごはん」としても大活躍してくれるので、一石二鳥というわけです。
スダっちゃんからのちょっとした提案
いざという時に「あるもので栄養のあるご飯を作る力」は、まさに生きるためのスキル。普段から食材の知識を持っておくと、備蓄選びもぐっと賢くなりますよ。食の知識を深めたい方は、私が食育インストラクター資格をおすすめする理由もぜひ覗いてみてくださいね。
美味しい備えが、家族の心と体を守る
災害時や物流が滞った時、人は「ただお腹を満たす」だけでは心がすり減ってしまいます。そんな時、普段から食べ慣れた美味しいご飯があるだけで、どれほどホッとすることでしょう。
五十肩をさすりながら特売のツナ缶を持ち帰る私のささやかな防衛戦は、これからも続きます。思い通りにいかない身体と付き合いながら、それでも「美味しいね」と笑い合える食卓を守るために。まずは今日、戸棚の奥のレトルトカレーの賞味期限をチェックするところから始めてみませんか?


コメント